慶雲 【現代語訳】続日本紀 文武天皇紀 慶雲3年④ 頻発し、やまぬ山火事 各地で山火事が頻発する。当時、自然発生する火災は「神火」といい神の怒りによって引き起こされたものと考えられていた。天皇がつい数ヶ月前行幸に訪れた地でも山火事が起き、何かの意思を感じずにはいられない。 2025.03.30 慶雲文武天皇続日本紀
慶雲 【現代語訳】続日本紀 文武天皇紀 慶雲3年③ 天皇、詔して王公諸臣に仁・義・礼を説き給う 災害級の天候不順、飢饉、疫病、ついには京・畿内におびただしい数の盗賊が出没するようになり、藤原京は死穢・汚穢の悪臭が漂う都となってしまった。盗賊追捕のさなか、文武天皇は詔により仁義礼を説き、百姓に横暴をはたらく王公諸臣を戒める。 2025.03.19 慶雲文武天皇続日本紀行幸
慶雲 【現代語訳】続日本紀 文武天皇紀 慶雲2年③ 八咫烏神社の創建と八咫烏の降臨? 騎兵大将軍任官 日照りが続くというのは、太陽の力が強すぎるということ。日本においては太陽は天照大神であり、皇室の祖神である。そのため日本は天照大神の使いである八咫烏(やたがらす)を祭ることを決める。そして越前からはなんと八咫烏のヒナが献上されるというにわかに信じ難い記事が…。 2025.02.22 慶雲文武天皇続日本紀
慶雲 【現代語訳】続日本紀 文武天皇紀 慶雲元年③ 衝撃を受ける遣唐使。君子国、日本 2年前に出発した遣唐使が唐から無事に帰国した…!遣唐使たちから聞かされた話に朝廷は衝撃を受ける…!!国史に記録された当時のエピソードをその目で確認せよ…!!! 2025.01.26 慶雲文武天皇続日本紀
慶雲 【現代語訳】続日本紀 文武天皇紀 慶雲元年② 祥瑞出現により改元。人心一新・政局打開なるか? 突如、藤原宮の西の楼に煙のような雲のようなものが立ちのぼった。その様子は昇龍のようで、文武天皇の徳による治世が天に認められたことの証明となったのである。これを最高の吉兆、「大瑞」と認定し、元号を「慶雲」と改めたのであった。 2025.01.24 慶雲文武天皇続日本紀
大宝 【現代語訳】続日本紀 文武天皇紀 大宝2年④ 持統上皇最後の行幸…そして崩御 天皇時代から行幸を愛した持統上皇最後の行き先は…やはり吉野?いや、三河国(愛知県東半部)だった!『万葉集』に残る和歌で、行幸に従駕した当時の人々の思いに心を傾けてみよう!! 2024.11.30 大宝持統天皇文武天皇続日本紀行幸
大宝 【現代語訳】続日本紀 文武天皇紀 大宝元年① 律令国家の夜明け 『続日本紀』の文武天皇紀、大宝元年(701)正月の記事を現代語訳&解説。近年、この時の朝賀の遺構が発掘され、続日本紀の記事の信憑性の高さが証明された。ついに律令国家の夜明けを迎えたのである。文物の儀、ここに備われり。 2024.09.21 大宝文武天皇続日本紀行幸
文武天皇 【現代語訳】続日本紀 文武天皇4年② 律令国家前夜、明日香皇女の挽歌、九州地方の統一 続日本紀、文武天皇4年(700年)3月から12月までの記事を現代語訳&解説。万葉集に歌われる天智天皇の皇女・明日香皇女の挽歌、大宝律令の完成、九州地方で起きた事件などについて取り上げています。 2024.09.14 文武天皇続日本紀
文武天皇 【現代語訳】続日本紀 文武天皇3年① 修験道の祖・役小角 文武天皇3年(699)1月26日から6月27日までの記事を解説します。難波宮行幸、祥瑞、皇族、役小角、修験道、山田寺など。 2024.08.04 文武天皇続日本紀行幸
文武天皇 【現代語訳】続日本紀 文武天皇元年③ 対蝦夷、対新羅外交 『続日本紀』文武天皇元年(697年)8月29日から12月28日までを現代語訳&解説。東北の蝦夷たちや海外(新羅)の使いが、天皇を慕って貢ぎ物をたてまつる。 2024.06.30 文武天皇続日本紀