巻5(和銅3年正月〜5年12月)

元明天皇紀

【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅5年③ 神獣、玄狐あらわる。高安城へ行幸

伊賀国の黒い狐「玄狐」は本当に実在する?そして元明天皇の高安城行幸。しかし高安城は以前に廃城されたはず…一体どういうことなのか?史料を元に考察していきます。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅5年② 腐敗・堕落する地方政治に中央からのメスが入る。

和銅5年(712)5月の記事を読み解く。地方の腐敗に対して怒りの朝廷が何をしたか?公出挙の不正、巡行のルール、推挙と監察、巡察使派遣まで、朝廷の対策を一気に紹介。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅5年① ふるさとへの道、行き倒れる労働者

平城京に出仕した運脚が帰り道で行き倒れるって…何が起きた??救済の詔の意味するところと、京畿に偏重していた理由、叙位・蔭位のルール、郡司の任用、烽(とぶひ)の地名考察まで「ざっくり濃いめ」に整理。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅4年④ 蓄銭叙位令 貯金した人は出世する

奈良時代の奇策・蓄銭叙位令とは何か? 和同開珎の流通促進、白丁の日当1文、10貫というムリゲーな条件などを一次史料からわかりやすく紹介します。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅4年③ 大宝律令10周年、叱責の詔勅

701年大宝律令施行から10年。節目として律令制が当初の想定通り正しく機能しているかの決算を行いたかったのか、朝廷は数々の叱責するような詔勅を渙発。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅4年② 雲漢より、恵みの雨降る

祈雨が実ったのか?実りすぎたのか?元明天皇による恵みの雨を慶ぶ詔や、地方で織成(しょくせい)技術の教習を担った挑文師(あやとりのし)の役割をピックアップ。史料の流れを平易にまとめました。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅4年① 駅家の拡充 多胡碑の碑文からよみがえる古代

遷都は完了したが、遷都事業そのものは終わっていない。国の統治は都だけで完結するものではなく全国を掌握する必要がある。それには中央と地方の連絡に便宜を図るため道路網を整備する必要があるのだ。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅3年② 平城京での治世開始

新京での国づくりが始まったものの、さっそく日蝕という天変が連続する。また、雨乞いを必要とするほどの日照りが起きて飢饉が発生するなど出鼻を挫かれたとも言える異変が頻発。
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【現代語訳】続日本紀 元明天皇紀 和銅3年① 平城京へ遷都。飛鳥時代の終焉と奈良時代の始まり

和銅3年(西暦710年)、元明天皇は藤原京からの遷都を実行に移し平城京を新たな都とした。時代区分としては、平安京遷都に始まる794年までの84年間「奈良時代」の始まりである。